
総録音時間397分。6時間37分。CD六枚。これだけでも、このアルバムがいかに巨編であるか、分かるというもの。
本当に久しぶりにこのブログを更新するな、と思う。前回投稿は、2005年9月23日やて。丸二年以上振りかいな。
その投稿の時くらいで、このブログは大体形になったな、ということやったんやろ。それに自分の中に深く染み込んでいて、印象深い音楽についてはほぼ書いたからかもしれへんし。
で、このアルバム。要は、その時以来、音楽聴ける日はほとんど毎日のように、きいてた。もちろん、CDというよりも、パソコン経由で。また、ipod-nano経由で。家でも外でも。自室でも食卓でも。
最近になって、曲のタイトルで何曲目か分かるようになってきたし。かなり、血肉化してきてんな、と。
アルバム一枚目の二曲は、京都で1976年11月5日におこなわれたライブの収録。1時間18分。
二枚目は、大阪で。同年同月8日におこなれた、やはりライブの収録。曲は二曲で、計、1時間10分。
大阪に住んでるからやろか。この二曲が特に印象深い。なんていうか、勢いを感じさせる部分がある。
このアルバム、いつもそうやけど、聴いていて、全然焦る必要がない。十分に時間を与えてくれる。なにせ六時間半である。
さて、三枚目は、同年同月12日、場所は不明。二曲で計、1時間15分。
四枚目は、同年同月14日。これも場所は不明。二曲で計、1時間15分。
五枚目は、同年同月18日。場所は不明、二曲で計、1時間15分。
六枚目だけ、少し変わっていて、曲にタイトルらしきものが付いている。
エンコアーズ(encores)札幌、東京、名古屋、の計三曲。時間は23分と短め。
おそらくすべて日本で行われたものの収録なんやろけど。なんかキースジャレット音楽の集大成みたいでもある。ちなみに、演奏は全てピアノソロである。

なぜか分からないけど、パソコンに録音してあったのを最近見つけて、よく聴いてまっす。
いつも、ビルエバンスやキースジャレットに偏りがちだったけど、この一枚は効く。
また違った味わいがあるし。
←左の写真からリンクして
アマゾンで視聴できるようです。

久し振りにこのアルバムを通して聴いていて、これは今のタイミングで是非、感想を書かねばならないと思った。やはり強烈に効いて来るのだ。アマゾンによると、オリジナル・リリース・デイは1975年5月となっている。実に三十年前のか!
ジャズの場合特にいいのは、そういった、いわばオリジナル録音、というものを聴ける、という点だろうか。クラッシックではそうはいかない。確かに古い録音はあるが、作曲された当初の音は聴きたくても誰も聞けないだろう。余談だが、ドビュッシー自身が演奏した録音があるそうだが・・・。
さてこの曲に戻ると、三曲目で極まってしまう。ピアノの音が心身の深い部分にまで響いてくるとでも言おうか。
アマゾン・コ・ジェィピーの方では、売り切れていたようなので、コムの方にリンクした。各曲、試聴できるようだ。音質等、限りはあると思うが、曲の雰囲気などは味わうことが出来る。よければレコード店やレンタルショップへゴー。
↑↑↑上の写真からリンクして、英語サイトですが、
アマゾンで視聴できます。
![Inside Out [FROM US] [IMPORT]](http://www.nanyasore.com/pics/B00005ND35.09.MZZZZZZZ.jpg)
なんつーか、深い。深海にまで届いている光、とでも言おうか。海の深いところは通常人間は泳いでないわけだが、潜水者が偶にもぐってるのがあると思う。そんな時、そんな深みまで届いてくる光の、さながらオーロラのような、カーテン。
何だろう。通常の光なら照らさないような場所まで照らしてくれるんだ。だから、異常に落ち込んで、殆どお先真っ暗、ていう感じの時でも、場合によっては、歩いていれば、『あれ、こんなところにどうして光が』と、思わず見上げてしまうのではないだろうか。すると、『上を向ーいて、歩こーうよ。涙がこぼれないよーに』なんて、歌いだしたくなっちゃうかもしれない。
必ずしもそんな時でなくても、あれあれあれ?どうしてそんなに?おれ、こんなに感情の深いところで音楽を聴いてるよ、とちょっと気付いたりするかも。
↑↑↑上の写真からリンクして、
アマゾンで視聴できます。
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聴いていて、かなりいい音楽なので、取り上げたくなったアルバム。セロニアス・モンクについては確かまだ取り上げていなかったはず。
一曲目の"ブルーモンク"の、始めのフレーズは、きっと誰もがどこかで耳にしたことがあるだろう。ピアノの打音が特徴があると思う。上手く言えないが、彼の"鍵盤たたき"のスタイルは、いわゆる"上手いっ"というタイプのものではないだろう。寧ろ、ある種、"いい加減"とも取れる。つまり、これを聴いていると、ジャズの故郷の町をぶらりと歩いていると、どこからともなく、場末の酒場から、もれ聞こえてくるような、そんな雰囲気なのだ。決して有名なピアニストが、高尚な舞台に上って、その高みから、音を出してるのではない、そのような雰囲気ではない。しかし、何故かふっと立ち止まり、思わず耳を傾け、その場所でしばしの時間を過ごしてしまうのだろう。
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